2020.09.28
妊娠中の恥骨痛
妊娠後期になると、ホルモンの影響を受けて 恥骨に痛みが生じることは珍しくありません。
身体が出産準備をしている表れでもあります。
ところがこの恥骨痛、別の原因で痛みを引き起こしている可能性もあります。
この記事はその【別の可能性について】をかいていきます。
この場合の恥骨痛は、おもに内もも(内転筋)の関連痛により起こります。
妊婦さん自身は、恥骨が痛いように感じることが多いのですが、内転筋のはじまりである、恥骨付近に痛みを感じている場合もあります。
これは、内転筋が何らかの理由で疲労し、萎縮を起こした結果です。
マタニティ整体では、内転筋の疲労を緩和し、痛みの出やすいタイミング(立ち上がる時など)に気を付けたほうが良い動作をお伝えします。
臨月の方でも、施術の効果が出る方もいますが、骨盤が出産準備に入っているために出た痛みだと、施術をしても効果が出ないことがあります。
その場合、骨盤ベルトで日常の動作がラクになることも多いので、骨盤ベルトのつけ方もお伝えしています。
日常で気をつけられること
↑写真のような横座りや女の子座りは、内転筋を弱める動作のため避けます。
あぐらや椅子を使用し、長時間同じ体勢にならないようにしてみましょう。